日本三大薬湯・松之山温泉へ

子供の送り迎えで庭に出ていた時。

どこからか甘く華やかな香りが漂ってくることに気づきました。

よくよく考えると、2,3日前からそうだったかもしれない。何の香りだろう?なんてぼんやりしてたけど…今日気づいた。

キンモクセイじゃないですかー!!!

キンモクセイはバーサの中では10月に咲く花。今年は9月の半ばでもう開花してしまったようです。今年の異常気象のせいもあるのかな?

秋を象徴するこの甘い香りに包まれると、吹き抜ける風の寒さが身に染みる季節になってきますね。

今日は久しぶりの家族皆がそろった休日。

遠出をして、新潟にある松之山温泉にまで足を延ばしてきました。

松之山温泉は新潟県魚沼地区の山奥にある秘湯。実は草津温泉・有馬温泉と並ぶ日本三大薬湯の一つなんです。江戸時代の温泉番付にも(ていうか、そんなのあったこと自体が驚きですが^^;)「越後一の名湯」と記されているそうですよ。

有馬温泉は行ったことないけれど、草津は確かにいい温泉だった。しかも温まり方も半端じゃなかった。ということは、きっとこの松之山温泉もすごくいい温泉に違いない!

ホームページによれば、1000万年前の化石化した海水がマグマで熱せられて噴出したものらしい。1000万年って!なんだかそれだけでありがたい感じがしてしまう^^;

インターを降りてさらに1時間弱、十日町の山道を登ってようやくたどり着く小さなひなびた温泉郷。アクセスは良いとは言えないものの、道なき道を数時間…というわけでもなく、整備された国道なのはホッとしました。

(ちなみにナビで最短の道を行こうとすると、細い山道での峠越えをする羽目になるそうなのでお気を付けて!)

宿も数軒しかない本当に小ぢんまりした温泉街で、入り口にある駐車場に車を停めて徒歩で回れてしまう位です。

温泉街には硫黄のようなはっきりとした香りは漂っていませんが、どことなく薬っぽい匂いがしているように感じます。

私は、昔の年寄りのおばあちゃんがよく持っていた薬箱の中の匂いっぽいと思いました…

せっかくなので共同浴場「鷹の湯」へ。

共同浴場は地元民が愛用するだけあって、各地とも中々いい温泉を安価に楽しめるスポットになっているんです。

ちなみに「鷹の湯」というのは、開湯以前の言い伝え「傷ついた鷹がこの湯に浸かっていたら治った」からきているものだと思われます。さすが薬湯!

温泉は内湯1つに露天1つ。広さは十分あります。浴室に入るとすぐ、あの温泉街で感じた薬っぽい匂いが濃く充満していて「おお~」と私感動。娘びっくり。

お湯もうっすら濁って見えます。透明というよりはうすい土色にも見えますが、タオルが染まるようなことはありませんでした。

入ってまたさらにびっくり。あ、あ、あつい~!!!

湯温、かなり熱めです。内湯では娘ともども1秒で逃げ出す始末。他の湯治客も内湯には誰も入ってない^^;これは露天風呂に行くしかない!

露天風呂はやや熱いという程度でひと安心。ゆっくり浸かってみると…ややや。不思議な感触。

入った瞬間は熱く感じなかったのに、じわーっと熱が染み込むような感じで熱くなってきます。足なんかピリピリとかじゃなく、ビリビリしてきます。

お湯が出ているところには「熱湯、注意」「危険」の文字が。松之山温泉の源泉は90度近くになると書いてあったけど、まさか源泉そのまま入れてるわけじゃないよね?!

源泉をすくって少しずつかけて入るのが好きな娘は、果敢にも源泉供給口に桶を持っていき、源泉を採取してきました。触ってみると…や、やっぱり熱!とても触れる温度じゃない。

どうやら鷹の湯さんの温泉は、源泉かけ流しみたいです!

そういえば、もとは海水なら温泉はしょっぱいはず。説明書きにも15倍の塩分濃度などと書かれていたし。

ぺろっと温泉水をなめてみました。うわ・・・まずっ!

もちろんしょっぱい。でもそれ以上に苦みというかえぐみというか、舌に残るまずい感じが前面に出ている味でした。

後でもう一度説明書きを読んでみたところ、この温泉、ホウ酸含有量が日本一なんだとか。その殺菌効果が、薬湯としての効能を発揮しているのかもしれません。

バーサはとても飲泉する気になれなかったけど、興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。

バーサ一家は、温泉に大抵1時間ほど入ります。

これは少し長めな方みたいで、どこの温泉にいっても、入ってきたお客さんが帰っていく姿をたくさん眺めることになるのです。

それにしても、松之山温泉では皆さん滞在時間がずいぶん短めでした。だいたい15分も浸かるといなくなってしまうんです。

それも納得。何しろお湯が熱い上に、身体の芯までビリビリ熱が染み込んできてすぐに温まってしまいますから。

何度も出たり入ったりを繰り返さないと、あっという間にのぼせてしまいます!

印象的だったのは、湯上りのみんなの足。どのお客さんも、足が腿から真っ赤っか!なんと全員が、です。これには本当に驚きました。すごい血行促進作用です。

これだけはっきり効果が感じられるのだから、他の有名温泉を押しのけてでも日本三大薬湯を名乗っていることにも納得せざるを得ません。

湯あたりはしなかったものの、ものすごく身体がだるくなりました。長湯は危険な温泉ですね。

毎日入りに来ているという強者のおじいさんもいました。きっと地元の方なんだろうな。こんなお湯に毎日入ってたら、何だか病気になんてなる暇がなさそう。

いや、もしかしたら強力過ぎて身体に負担がかかるかもしれないな。何事もちょうどいい塩梅が一番なのかも。

うちに帰ってきても、まだどこからかあの薬臭いニオイがする。どうも鼻に残っているみたい。

雨がやんだので窓を開けたら、キンモクセイの匂いが入ってきました。

身体に入った冷えは、少しはとれたかな。

早足でやってくる秋に、身体は間に合うかな。

先月からヨガも始めました。

骨盤を閉めて、寒さにも負けない体にしていきたい。

冷えを芯から癒してくれる温泉はこれからの時期、心強い味方です。

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