ゲームから何を得る?

じわじわと温かくなり、今日は20度をこえるぽかぽか陽気。

下の子を連れて公園に行くと、地面から新芽がにょきにょき。それと同時に小さい子供たちもにょきにょき湧き出るようにやってきます。みんな春を待ちわびていたんだね。おひさまパワーをもらって大人も元気!

さて、せっかくの春の陽気の中、小学生の娘たちにも外の空気をすって遊びまくってほしいなと思っていたのですが…

今日は学校から帰るなり「友達が3人、うちにゲームしにくるよ!」という娘。ええ~!

もう約束してしまったようだし、みんなすでに向かっているというので、不承不承ゲームの用意をすることに。

先述の通り我が家のゲーム機は、スーパーファミコンのみ。しかもソフトはドラクエ5のみ!(本当は他にもあるけれど、娘にはやらせていません)

今どきの子供たちがこんなレトロゲームのしかもRPGをみて、果たして楽しめるんだろうか…?不安がつのります。

外が急ににぎやかになってくると、みんなが来た合図^^;小学生の声って、大人の3倍くらいのボリュームがありますよね!やってきた友人たちを迎え入れ、準備をしていて気が付きました。ん?みんなゲーム機持ってきてる。

ある子はニンテンドー3DS。ある子はスイッチ。「友達の家でゲームをする」というのは、「友達の家で”自分の”ゲームをする」ってことなのか?!ファミコン世代のバーサには目からウロコな状況です。

いざ娘がドラクエし始めると、ちょこちょこ見てみんなで話したりはするけど、基本的にそれぞれが携帯ゲーム機で遊んでいて、あちこちで違うゲームの爆音が響いています。

当然集中できる状態じゃないと思うのですが、子供たちもそうみたいでお互いの音を気にして「それやらせて~」と交換し合ってゲームしているのです。こうなるとストーリーなんてわけわからないでしょうね…

混沌としたまま終わりの時間になり皆帰っていきましたが、娘もさすがに不満がつのったらしく、ゲームした日なのにストレスをためてクサクサ不機嫌に過ごしていました。他の子も、満足いく時間だったとはとても思えません。いったいあれは何だったんだろう?

最近のゲーム市場ではスマホゲームが盛んながら、小学生の間ではこういった携帯ゲームが根強く普及しています。

私がぞっとするのは、これら最近のゲームがものすごく簡単になっているところです。

対戦ゲームもパズルゲームも、たいした技術がなくても音やアクションで大技が炸裂し、あっという間にクリアできてしまいます。凄まじい数のポイントがたまり、桁違いの額のお金がたまるシステムばかり。地道にコツコツなんて、昔のゲームの常識はここにはありません。

今日はスーファミとスイッチを同時に見る機会があったから余計にそう感じてしまいました。

私たちのようにかつてファミコンなどで、中々たまらないお金や中々上がらないレベルに苦労してうんざりした大人たちが、より自分たちに都合よく、気持ちよくプレイできるシステムを作り出してくれたのでしょうから、ありがたいことなのかもしれません。

事実現在のスマホゲームなどでは課金することでより簡単に、ゲームを有利に進められるお金や経験を「買う」ことができますね。

でも、私が「地道に続けると蓄積されていく」とか「思い通りに進まないことがある」ということを強烈に学んだのはゲームからだったと思っています。

それなのに、そういったフラストレーションをお金で解決されたり、そもそも感じないようなシステムにされているというのはとても残念です。

需要があるからこそシステムは作られる。それはわかっているけれど、子供たちが簡単に万能感を満たしてくれるゲームに依存していく姿は、あまり歓迎できるものではありません。

かつて自分も親世代からそのようにいわれる「ゲーム大好き娘」でしたから、そんな私が娘のゲームについてあれこれ考えているなんて、ずいぶんな矛盾だなと自覚してはいます。

できることならばゲームの中ほど甘くはない現実を、よりかしこく生き抜くためのスキルを磨く場としてゲームの世界を活用してほしいと願ってしまう私は、すっかり「お母さん」の思考になってしまったなあと苦笑している毎日です。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。