母の日にもらった、大きなプレゼント

「母の日に、なにかほしいものはある?」と、わくわく顔で聞いてきた8歳の娘。

おこづかいをもらい始めて、何かに使いたくてうずうずしているんです。

そう言われて改めて考えてみたら、あんまり欲しいものってないんだなあ。子供のおこづかいで買えるような値段じゃないものならあるけど(笑)

モノよりも、やってほしい行動ばかりが浮かびます。

もっと妹にやさしくしてほしい、人の話をちゃんと聞いてほしい、体を大事にしてほしい、自分の身の回りのことは自分でやってほしい、しかも面倒がらず丁寧にやってほしい・・・

でも、それは母の日だからしてもらいたいわけじゃない。

自分で考え、「必要だ」と認識して、自発的にやることに意味があると思っているので、その日がくるまではじっとガマンです。

「そうだなあ…ごはんを作ってほしいな。」と、私は言いました。

お母さんが手を出さず、子供たちだけで(お父さんは手伝ってよし)作ったごはんをいただくのは、母の日の最高のぜいたくだと思うのです。

「いいよ!!!」とはりきって答えてくれた娘。「なにがいい?たまごやき?」

夕飯だから…彼女のレパートリーにはないけれど、多分かんたんに作れるであろうカレーをリクエストしました。

お姉ちゃんは、野菜の皮むきも切るものやったことがある。妹は、柔らかいじゃがいもなら切れるし、玉ねぎの皮むきもできる。きっと大丈夫だよ。

「カレーかあ…できるかなあ…」ちょっと心配そうにしつつも、子供たちの挑戦スタート!

「お母さんは手を出さない」というルールを自らに課して見守っていましたが、手を出さないのって想像以上に大変なんです。

妹はまな板の上でゆっくり丁寧に切るように教えていつもやらせているのに、なぜか今日は手に持ったいもをそのまま切ろうとした場面を見てしまいビックリ!「ちゃんと置いて切らないと手まで切れちゃうから気を付けて」と念を押しました。

その間にも、お姉ちゃんの皮むきの手つきが危なっかしい。野菜だけじゃなく手の皮までむく気かー!?という豪快な作業で、見ているだけでハラハラ^^;手の位置を教えるだけにして、最後まで自分でやってもらいます。

じゃがいもの芽の取り方も危ない。皮むき器ではやりにくそうなので、包丁の端を使ってとる方法を教えましたが、力が入りすぎて手まですぱっと切れそうでまたハラハラ^^;

お姉ちゃんの作業が多いし複雑だからと、丁寧に教えていたら、横でうわーんと泣く妹。嫌な予感…

まだ芽とりしてないじゃがいもを勝手に切り始めて、危ないやり方で芽をとろうとしたらしく、左手指にサックリと切り傷ができてる!あっちゃ~

この傷のつき具合!さっきダメと教えたのに、また手で持ったいもをそのまま切ったようです。なぜ今日に限って、いつもやらない危険な方法をためす!?

幸い傷は深くなく、愉気していたら止血できたので、絆創膏で固定するだけで落ち着いたようです。

下の娘が衝動的で、思いついたことを試さずにいられない性質なのは昔からです。それをよく知っている私が、ちゃんと気を付けて見ているべきだった…ケガさせてかわいそうなことをした…と反省していましたが、お姉ちゃんがそれを見ていて言いました。

「私も昔、手を切っちゃったよね~痛いよね!でも、今はじょうずにできるし、手も全然切らなくなったよ!」

そうか。そうだよね。

痛いのは誰だって嫌だよね。こわくなってあまり料理の手伝いをしたがらなくなった時期もあったね。それでも少しずつやってみて、やり方が上手くなっていって、失敗も減っていって、今では妹に教えてあげられてる。

もし一度も失敗したことがなかったら、今でもビクビクちょっとしか包丁を使えなかったかもしれません。妹の失敗に共感して教えることもできなかったでしょう。

そう考えると、作業を失敗したとはいえ、その体験自体が失敗だったとはいえなくなります。人生への大きな投資が成功したとも言えます。

失敗を恐れないで、いろんなことにチャレンジすること。ずっと前から子供たちにしてほしいと私が願っていたこと。母の日に、叶えてくれたのかな。

美味しくできたこどもカレーは、2杯おかわりしました。しあわせな味がしました。

思いがけないプレゼントをくれた子供たち。きれいな花を飾ってくれた夫。

いつもありがとう!皆のおかげで、これからもがんばれそうだよ。

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