なぜねんどが肌にいいの?「ねんどの日焼け対策」②

前回は私のお気に入り「ねんどの日焼け対策」を紹介しました。

ねんどの日焼け対策 80g

紫外線を散らしてくれるのは酸化チタンによる働きで、日焼け止め効果についてはSPF値PA値を参照すればどれも同程度の日焼け防止効果が期待できます。

ですが今回は日焼け防止についてではなく、主成分である「ねんど」とはそもそも何モノなのか?なぜ肌にやさしいといえるのか?を考えてみたいと思います。

ねんどとは「粘土」。粘り気のある土です。粒径が少なくとも5μm以下というたいへん細かい粒子からなる土なので、間に水を含むと体積が膨張し、粘性を持つようになります。

ねんど自体の主成分は多種ありますが、「ねんどの日焼け対策」をはじめ、日常よく使われる製品に含まれるねんどは「モンモリロナイト」という種類です。日本でも新潟県周辺で採掘されている国産ねんど。この粘土はすごく優秀なんですよ!

モンモリロナイトの特性

①吸着性:モンモリロナイトは数あるねんどの中でも吸着性が非常に高いという特徴があります。とくに油分を吸着する性質が強く、古来から洗濯や羊毛の脱脂に使われていたといいます。余分な皮脂も汗も吸着することから、肌をきれいに保つことが期待できます。

②保湿性:ねんどは塗ると薄い膜となり、肌から水分が蒸発するのを防ぐことで乾燥から守ります。粒子径が小さく隙間に水をたくさん含ませることができるので、保湿にもいいのですね。

③乳化作用:ざっくりいえば、水と油の界面につくことで両者を混ざりやすくする作用です。界面活性と同義だと思ってください。ねんどは固体粒子が界面に吸着してピッカリングエマルションという状態になりますが不安定で、よく分離してしまうのはこのためです。

④チキソトロピー:力を加えると軟らかくなり、時間が経つと固くなる性質のこと。この性質によっていろいろなものへ塗布しやすくなっています。伸びがよく、肌の上にもすっと塗れます。

どうでしょう?「ねんどが肌にやさしい」と感じませんか?

加えて言いますと、天然のねんどは当然土壌中から採掘されたものを使っていますので、土壌細菌を含むでしょう。この土壌細菌叢が肌マイクロバイオームに与える好影響も考慮しますと、より「ねんどが肌にやさしい」といえると思っています。(バーサの持論ですが)

有名なナイアードの「ガスール」も、モロッコ産粘土の商品です。残念ながら日焼け止め製品はありませんが、日焼け後の保湿と肌の保護にはいいと思いますよ。

あと自然療法の「砂療法」も、土のもつ吸着作用などを活かした養生法でしょう。

やっぱり土の力って、すごいなあ~^^

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