ヨガで己を知る~自分メンテナンス、始めよう~

ヨガは全身の筋肉をとてもバランスよく使います。

元々修行者が瞑想を長時間行う時に、それに耐えられる肉体を作るためにはじまったといわれているヨガ。現在盛んに行われているヨガは、主にこの肉体を鍛え整えるためのものを指しています。この次の段階では主に瞑想法などの修練になるそうです。

もちろん偏った動作やねじる運動もたくさんあるけれど、それは必ず左右対称に行うことになっているので体をこわすようなことはないと思います。

そして、人によってやりやすいポーズが違います。

一人一人の身体にはその人固有の気の流れがあって、よくも悪くもその人らしさを作っています。動かしやすい筋肉は良く気が通っているところ。その逆に気が滞っているところは偏りやコリができやすいので硬く動かしにくいです。

たとえヨガなどで身体を整えたとしても、この傾向は生涯ほとんど変わることがありません。でも柔軟性が上がると気も通る様になるので、偏りやコリを小さくするのにはもちろん大きな効果がありますよ!

ヨガを続けるメリットとして、私が一番大きいと思っているのはこのことです。

自分の身体の内にある傾向を認識できるようになり、不調のタネに気づきやすくなるってこと。

例えば私は首から上に不調の症状が出やすく、普段から左半身の気の流れが悪くて力が入りにくいです。右には力が常にかかってしまってコリやすく、筋肉もかたまっています。

この傾向に気づいたのは、全員で同じ片足立ちのアサナに入った時でした。みんなふらつきながらもできている左片足立ちが、私は1秒もできなかったのです。なのに、右では普通にできるではありませんか!

力の偏りそのものより、今まで自分がそのことに気づかないまま普通に日常生活を送っていたことに大きな衝撃を覚えました…思い返せば、確かに普段右側ばかり使っているし、左はうまく使えない分使おうとしていなかったのかもしれません。

私は、10代の頃から人よりも明らかに疲れやすい体質でした。筋肉量はあるので力は出せるのですが、長時間何かをし続けるのが苦痛でした。特に立ちっぱなし!決定的に苦手です。

薬剤師は立ち仕事が多いので、私にとっては毎日が地獄のよう…。普通にこなせている皆に合わせて仕事を抱え込み、がんばりすぎてクタクタになっても、それが異常な状態だと気づかずにいたのです。

*このことを最初に指摘してくれたのはヨガの先生ではなく、カイロプラクティックの先生でした。「よくこれで今まで生きてこれましたね~」と言われて自分の方が驚いてしまった位です。そしてヨガやカイロの治療後の偏りやコリの少ない状態で活動して初めて、その言葉の意味を実感しました。自分の体がこんなに軽いなんて!少しの力で思い通りに体が動かせるというのは本当に素晴らしいことなのだと初めて知ることができたんです。

自分の身体のことを理解してからは、なるべく座ってできる時間の多い仕事を選ぶようにしています。昔はそういうことは全て「なまけ」「がんばりが足りない」「ずる」であると刷り込まれていたので最初抵抗感はありましたが。

自分のことは自分にしかわからないのだから、調子の悪い自分の体がどうやったら快適にいられるのかを考えてあげられるのも自分だけですものね。

自分の弱さを受け入れられるようになったら、他人の弱さやずるさも許せるようになりました。自分が頑張っている分、他人にも同等の「がんばり」の形を要求していたということなのでしょう。反省するばかりです。

今日もヨガをしていたら、肩まわりの不調を実感…昔やっていたソフトボールで傷めていたのかな。動かして、愉気をして、少しでも動かしやすくなるように願いながら。長い人生ですし、もっと自分を自分でメンテナンスしてあげないとね。

スポンサーリンク
スポンサーリンク




スポンサーリンク




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
スポンサーリンク




%d人のブロガーが「いいね」をつけました。